
過去、「期末のF2本持ちは好スタート」と言われ穴狙いのボートレースファンから人気を集める条件がありました。
期末というのは、級別審査の対象となる期間が終る頃を指し、その時期にフライング2回やらかしてる選手が好スタートを決める、というような意味です。
G1優勝を果たしたレーサーもいたことから、穴をあける何かしらの要素が重なって起こるのかもしれません。
ところが今では状況が変わり、期末のフライング2本持ちは安全なレース運びを意識します。
選手会の規定はレーサー心理と競艇予想に影響
最近のレーサーは事故率を恐れ安全スタートで抑え気味。
これは向上化規定に縛られているとの声もあります。
まず事故率が0.70を超えると、それまでの勝率は度外視となりB2級に落ちます。
月間の稼働日が減り、選手の収入に大きく響きます。
さらに2年間とおしてみた事故率が0.70以上になった場合、退会勧告によりレーサー失格です。
当たり前ですが引退へ追い込まれる事は絶対に避けるため、無理な勝負を仕掛けるレーサーは減りますよね。
これも競艇予想に重要なポイントとなります。
このような今のトレンドを格言にすると、「B2降格ラインの選手を買うな」になるわけですね。
B2降格ラインが出場するレースを予想する
競艇予想に消去法を多様するならこの格言も一考の価値ありです。
一般戦に手をだすとき、取れそうなレースや荒れそうなレースを探すかと思いますが、B2降格ラインの選手がいるかいないか見るのも良さそうですね。
主に1Rか2Rになるとは思いますが。。
期末の特徴を見る手法として見れば、開催中の得点率を追っていくのに少し似ていますね。